「ディザスタリカバリ」のよくある質問
ディザスタリカバリのポイント
ハードウェア障害、ウィルス感染、誤動作によるファイル削除などで被害を受けたシステムの復旧・修復を効率よく迅速に行なうのに必要なポイントを紹介します。
バックアップデータの復元作業は、GENIE BACKUPのディザスタリカバリ機能で作成したブータブル ディスクを使用するので、WindowsOSを起動せずに実行されます。
復旧時間を短縮するために次の点を心がけてください。
１、Windowsを新規にインストールしたコンピュータに、重要なプログラムをすべてインストールした状態でディザスタリカバリを実行すること
ディザスタリカバリ ジョブでは、Windowsフォルダ、すべてのプログラム、Documents and Settings、システム状態の復元ができますが、ウイルスやスパイウェアによる感染の危険性があります。リスクを最小限に抑えるためには、新規にインストールしたWindowsシステムでディザスタリカバリを実行してください。
２、ディザスタリカバリのバックアップサイズを最小限にすること
ディザスタリカバリ データの復元はWindows環境の外部で実行されます。そのため、ディザスタリカバリ ジョブに大きいサイズのファイルやフォルダを含めると、OSの復旧に時間を要するため推奨されません。Windowsシステムが正常に起動したあとで、そのほかのデータを復元してください。
３、ディザスタリカバリ ジョブを外付けデバイスで実行すること
システムが存在していたドライブではなく、外部のデバイスで実行することにより、誤操作による削除やウイルス感染などの被害を減らすことができます。
４、データを分割してバックアップすること
Windows環境下でのバックアップや復元がすばやく実行できます。データの損失を最小限に抑えるにはバックアップスケジュール機能を使用して定期的にバックアップしてください。