「ターミネータ データ完全抹消」のよくある質問
「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS/UEFI版」を、USBメモリから起動して抹消する方法を教えてください。
「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS/UEFI版」をUSBメモリから起動するには、プログラムの機能を利用して起動用USBメモリを作成する必要があります。
作成方法は「起動用USBメモリの作成方法」でご確認ください。
一般的な操作
作成した起動用USBメモリをUSBポートに接続し、抹消対象のパソコン(PC)を再起動します。
単純な再起動では通常の起動をする場合、パソコン(PC)メーカが推奨するUSBブート時の電源の入れ方で再起動します。詳しくはパソコン(PC)メーカにお問い合わせください。
PCのデバイス起動順位を設定する
「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS/UEFI版」にはWindowsPEやLinuxなどのOSが含まれているため、内蔵ドライブ以外の外部媒体の読み込みを優先する設定のパソコン(PC)は、再起動時に自動的に読み込んで起動します。
再起動しても通常のWindowsが起動する場合は、BIOS/UEFI画面で最初に読み込むデバイスを、HDDやSSDからUSBメモリに指定変更する必要があります(起動優先順位設定、Boot Priority設定の変更)。
これらを設定するBIOS/UEFI画面はユーティリティ画面と呼ばれますが、メニュー名や画面の進み方はパソコン(PC)メーカで異なることが多いので、詳しい操作方法は抹消対象のパソコン(PC)メーカにお問い合わせください。
- BIOSまたはUEFI画面で起動設定の優先順位1位をUSBメモリに変更します。※
- 作成した起動用USBメモリを、抹消対象のパソコン(PC)に接続します。
- PCを終了させ、電源を入れます。
- 入出力システムの設定によってWindowsPE版かUEFI版が起動しますので、マニュアルに従って抹消を開始します。
※ WindowsPE版かUEFI版のどちらを起動させるかの判定はソフトが行ないますが、BIOS設定、またはLegacyモードで起動できるのはWindowsPE版です。
※ UEFI設定をLegacyモードに変更できないパソコン(PC)ではUEFI版のみが起動できますが、Linuxプログラムが読み込めないチップセットを採用しているパソコン(PC)ではUEFI版は起動できません
NOTE
本FAQは「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS/UEFI版」をお持ちの場合に有効です。
既に販売終了している「ターミネータ10+ データ完全抹消」、「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS版」で作成された起動用USBメモリには、UEFI版は含まれません。また、「ターミネータ10+ データ完全抹消BIOS/UEFI版」であってもインストールしたWindows版から作成した起動用USBメモリは同様ですので、Legacyモードに変更できないUEFI起動のパソコン(PC)の抹消は、「起動用USBメモリの作成方法」記載の「(B)UEFI版起動用USBメモリ」の項をお読みいただき、作成した起動用USBメモリで行なってください。