「便利な使い方」のよくある質問
手持ちのLinux-PCではライブラリが足りずにLinuxSlaveを実行できません。ライブラリのインストールをせずにLinuxSlaveを実行する方法はありますか?
以下の回答は、ファイナルデータ8.0 特別ネットワーク版のみに適用されます。
ファイナルデータ8.0 特別ネットワーク版のCDブート版にはLinuxslaveが組み込まれています。
パソコン(PC)が2台あり、TCP/IPでネットワーク通信ができる場合に、CDブート版のファイナルデータを使用せずにデータの復元が行えます。
Linux-PCでライブラリが足りないなどの理由によりLinuxslaveが正しく実行できない時に利用できます。
また、Windows が起動しなくなった状態で復元を試みる際、CDブート版のファイナルデータが操作しにくかったり、正しく復元作業ができなかったり、セクタの保存やスキャン結果の保存をしたい場合に活用できます。
操作方法は以下のとおりです。
- 復元したいデータのあるLinux-PCでCDブート版を起動します。
- シリアルキーの入力画面が表示されたら、ウィンドウ外の黒い部分を右クリックします。
- 右クリックメニューから「LinuxSlave」をクリックします。
- LinuxSlaveが起動したら、接続用パスワードを入力して[Enter]キーを押します。
- ネットワークで接続されている別のパソコン(PC)でWindowsを起動し、ファイナルデータの高度な復元を実行します。
- ファイル]メニュー から ネットワークドライブを開く をクリックします。
- [LinuxSlave]タブをクリックすると、LinuxSlaveを実行しているLinux-PCが表示されますので、それを選択し、パスワードを入力して接続します。
- ドライブ入力ウィンドウが表示されますので、論理ドライブであれば "/dev/hda1"、物理ドライブであれば "/dev/hda" のように入力してください。物理ドライブを選んだ場合には、検出されたパーティションのリストが表示されますので、スキャンしたいパーティションを選択してください。
以後、CDブート版を実行しているLinux-PCのハードディスクが、ローカルのハードディスクであるかのように復元作業を行うことができます。