「TOP10」のよくある質問
高度な復元のクラスタスキャンが非常に遅く、ほとんど進みません。また、残り時間が膨大に増えています。
クラスタスキャンが非常に遅い場合、あるいは残り時間が増えるような場合、以下のようなケースがあります。
A. ハードディスクが熱を持っている。
ハードディスクは50℃以上になると、読み取りエラーが多くなり、場合によっては故障することもあります。ハードディスクが手で触れないほど熱くなっている場合は、扇風機等で風を当てて、温度を下げるか、いったんクラスタスキャンを停止して下さい。
B. ディスクに読み取り不能な損傷箇所があるか、読み取りエラーが多発している箇所がある。
「検索するクラスタ範囲」画面で開始位置と終了位置を調節し、問題のあるクラスタを避けてスキャンしてください。スキャン範囲の分割の方法については、FAQ:クラスタスキャンが途中で停止するを参照して下さい。
C. MPEG2ファイルのサイズの解析に時間がかかっている(2007~9.0+シリーズ)
MPEG2の解析を無効にすることで、スキャン速度を向上することができます。
高度な復元 の「ファイル」メニューから設定をクリックし、設定タブを開きます。画面右下の「MPEG2ファイルのサイズを解析する」のチェックを外して、再度クラスタスキャンを行ってください。
※ ファイナルデータ10+ 特別復元版以降はMPEG2の解析機能を無効化するメニューはありません。下記D.の項目を参照し、対象拡張子の絞り込みをご検討ください。
D. 検索対象とする拡張子が多い(ファイナルデータ10+ 特別復元版以降)
ファイナルデータ10+ 特別復元版以降のシリーズでは希望するデータの種類(カテゴリ)や拡張子を絞り込んで解析できるようになっています。
初期設定ではほとんどの対象拡張子が選択されているため、そのすべてのパターンを解析します。
ウィザードでは「フォーマットした場合」の「ファイルの種類」ボタンから、高度な復元では「設定」の「ファイルの種類」から一覧を開き、解析不要な拡張子のチェックを外してください。
クラスタスキャンで解析される拡張子が絞り込まれスキャンスピードが上がります。
※『高度な復元』ではディレクトリエントリスキャンとクラスタスキャンは同時に行なわれるため、ファイル名の情報だけで検索できたデータは拡張子を省いても回収されます。